#72 「着ぐるみ理論」を理解しようと努めましたが、、、

こんばんは。

妻です。

いつものことですが、帰ってきて早々からいつものようにグズリだしたとん助。今日は、まだワンオペだし、、、と思ってしばらく我慢しましたが、溢れてしまいました。激怒。激怒につぐ激怒。泣き喚き、怒り狂うとん助。もう、意地の張り合いのような感じもしました。

結局、私は激怒したまま、とん助は泣いたまま、お友達が遊ぼうと誘いに来て冷戦突入という感じです。

近所で遊ぶとん助の楽しそうな声が聞こえるだけで、いつもは微笑ましく思う私も、今日はイライラするばかり。

とん助は、最近、本当に寝るのが遅くなり、その寝不足が原因でイライラやグズグズを発症していると思われます。どうにかそれを解決したいのですが、中々早く就寝してくれないので、それも私のイライラの種です。

思い通りに出来ないことは分かっていても、思い通りに動いてくれたらどんなに楽かと考えてしまいます。相手をコントロールしようとすればするほど、反発も大きくなり大きなストレスへと発展していく感じ。

どうにもこうにも上手くいかないことばかりです。

ヒデさんも、昨日のホテルではあまり眠れなかった様子。

やっぱり、人間において夜間の睡眠とはとても大切なんだと感じる今日この頃です。

怒りとは、かつての自分に原因があり、それを相手を通して思い出すことによって引き起こされるという「着ぐるみ理論」というものがあるらしいです。相手に怒っているようで、実は自分に怒っているのだと。親や大切な誰かに「こうして欲しかった」や自分が「こうなりたかった」や過去のトラウマのようなものが、その感情を引き起こしているのだという。

私がとん助に抱いているこの怒りは、私のかつての何に引っ掛かりがあるのでしょうか。

親にもっと見て欲しかった?構って欲しかった?気にかけて欲しかった?抱きしめて欲しかった?

とん助が私に求めてくることがあればあるほど、イライラするので、そんな感情が幼い私にもあったのかもしれません。

私の親は共働きで、母親は完全にワンオペ状態で子育てをしていました。もちろん学童にも通っていましたし、一人で下校することも多かったです。兄は早くから塾に通いだしたので、一人で留守番することもありました。自分で時間を見て、宿題をやったり、食事の準備をしたり、お風呂掃除や洗濯物を畳むなどのお手伝いもしていました。小学校1年生から自分の部屋を与えられ、一人でベッドで寝るようになりました。

母親とベッタリするという記憶はあまりないかもしれません。

唯一、日曜日の朝だけは、いつもより少し遅く起きる母の布団に潜り込んで甘えていた気がします。

あの頃の私は、もっと母に構ってほしい、見てほしいと思っていたのかもしれません。でも、それを母に伝えることはできなかった。母を困らせたくなかったから。聞き分けの良い子、手のかからない子でありたかったから。

今のとん助は真逆です。

甘えたくて仕方がないことを誰に恥ずかしがることもなく、いつ何時でもどんな場所でもストレートにぶつけてきます。それを拒否すると泣き喚きます。

私は、こんな風に『子ども』をしたかったのでしょうか、、、わかりません。

着ぐるみ理論を理解したところで、このイライラが解消されるとは思えませんが、そんな視点もあると自分を省みることで少しだけ、ほんの少しだけ冷静になれるのかもしれません。

ワンオペ2日目。私自身に、家以外の居場所がなく、他の誰と話すわけでもないこの環境は、とても辛いものであると感じています。どこかで、誰か大人と話がしたい。それだけでかなりリフレッシュできることがわかりました。育児で家に籠るのは、良いことではない、少なくとも私はそう感じています。

インスタでもアプリでも、誰か『他の人』と話す機会を意識的に作ることで、心は救われると思います。そして、また頑張れるのかもしれません。

それでは、また。

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