#21 ヒデシ家の海びらき

こんばんは。

妻です。

本日、ヒデシ家は海びらきでした。

とん助は人生初めての海。

ヒデさんと私は一緒に行く初めての海。

39歳にして、母として初めての海。

母として初めて行く海は、

準備8割!!と言う感想でした。

ヒデさんは片道2時間の道のりでもなんのその

めまいもあるのかないのか

とん助を脇に抱えて

浜辺から沖に向かってスイスイ。

初めての海を経験したとん助の感想は

「しょっぱい」としかめっ面でした。

「海って全部しょっぱいの?」だって。

海に入る前までは

「海ってしょっぱいんでしょ?知ってるよ」

なんて、鼻高々だったのに

いざ、海に入って顔に海水がかかると

「えっ、しょっぱい、、、」だって。

“頭で分かっていること“と

“経験して分かること“は

やはり、少々違うようです。

海でぷかぷか浮くのも楽しかったようですが

岩場の磯遊びの方が気に入ったようで

初めは滑る岩場を進むのさえ怖がっていましたが、

キラキラ見える色とりどりの小魚を網で取ろうと

とん助なりに試行錯誤した結果

最後には、

「もうやめよう」と声をかけても「まだまだ」

と言って夢中に追いかけ、

転んでも「大丈夫!」とにっこり笑っていました。

やはり、何事も経験ですね。

そんなとん助の初めての磯遊びは、

・約6cmのイソスジエビ 1匹

・約4cmのハゼ 1匹

・大小様々なヤドカリ 4匹

でした。

夏休みの宿題の絵日記を描くため、

海水をペットボトルに汲み

2〜3日だけという約束で一緒に帰宅しました。

弱ったり、死んだりしてしまう前に、

ササっと思い出を描き記してリリースしたいと思います。

1日でたくさんの経験をしたとん助。

昨年から、

『一年生の夏は海で泳いでみたい』と言っていた夢が

一つ叶いました。

とん助の夢を叶えた代償は

私の両下腿の一度熱傷です。

それでも、

クラゲが出る前に

もう一度とん助を海へ連れて行ってあげたいと思ってしまう

優しい、優しいかかなのでした。

今日はよく眠れそうです。

とん助もよく眠ってくれるといいのですが。

それでは、また。

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