こんばんは。
妻です。
今日はヒデさんがお休みの日。
なので、とん助はヒデさんにお任せ。
父親が育児に関する全てのことができて、
子どもが父親に懐いてくれていると
なんと子育てが楽なことか。
私、常々思うんです。
親って、子供と関わって育てていく過程で
親になれるのだと。
生んだ瞬間から母なのは間違いないけど
母親になれるかはその後の話で、
母も父も「親」になるスタートは同じだと。
母性とか父性とかは良くわからないけど。
私は、とん助が生まれてから
ヒデさんに
「母乳をあげること以外は、全部できるから」
と言い続けていました。
だから、ヒデさんは
「母乳をあげること」以外は全てやってきてくれました。
育児を、きちんと半分担ってくれていたと言っても過言ではありません。
とん助が8ヶ月の頃、
私が入院することになった時には
ミルクでとん助を育ててくれました。
何も困ることなく、やってのけてくれました。
そうです。
ミルクを使えば、
父親だけで赤ちゃんを育てることは可能なのです。
シングルファーザーが居るんですから当たり前ですね。
とん助が生まれた当初、私は育休中で、
ヒデさんは仕事をしていました。
どうしたってとん助と関わる時間は私の方が多く
おむつ替えの累計回数だって、沐浴の累計回数だって
私の方が多くなります。
必然的に、私は色々と失敗する回数も多くなるし
その失敗から学んで、
失敗を繰り返さないための工夫もするようになります。
とん助の小さな変化にも気づくようになるし、
手際も良くなっていきました。
やった分だけ、身になるのです。
そうなると、何が起きるか。
ヒデさんがとん助と関わろうとした時
「この方が良いよ」
というアドバイスから
「こうすると、良くないって言ったじゃん」
という不満になり
「自分でやった方が早いから、もういいよ」
となるのです。
自分もその道を通ってきたからこその発言。
しかし、そこはグッと我慢なのです。
自分のした失敗を繰り返して欲しくない思いと
失敗による「無駄」な家事が増えてしまうこと
もどかしく、手を出したくなる気持ち
などなど、溢れ出てくる負の感情を
全部、マルっと“我慢“なのです。
やろうとしたことに感謝し、褒める。
手を出さず、我慢して
失敗を見守り
そこから、考え学んでもらう
自分と同じ手順を辿って
「父親」になってもらうのです。
この方法が全ての方に当てはまるかはわかりませんが、
ヒデさんには良かったようで
ヒデさんはどこに出しても恥ずかしくない「父親」へと成長しました。
(かなり上から妻といった感じですがw)
今は「母乳」ではないので
本当になんでも半分ずつできる感覚があり
とても助かっています。
こうしてブログを続けられるのも、そのおかげです。
さて、
おそらく「ふざけすぎた」ヒデさんによって
とん助が大泣きしているので
ブログはこの辺にして寝室へ向かいたいと思います。
その辺さじ加減は、7年経った今でも分からないようです。
それでは、また。