「11月11日は何の日?」という問いには「ポッキーの日」と答える人は多いと思います。しかし、その対抗馬に「もやしの日」があります。
それらが制定された背景と、他の記念日も見てみることにしましょう。
多くの記念日が制定される背景
11月11日は、日本記念日協会の記念日が多く登録されている日のひとつです。数字の「1」の形が棒状や線状で4つ並んでいることから、細長い食べ物や細長い物に関する記念日にしやすいという特徴があります。
さらに、1年で一番「1」が多いので、覚えやすい、見た目がかっこいい、「1」は人を表す数字のため人が集う日にしたいなど、記念日にしやすい理由が多く考えられるそうです。
- ポッキー&プリッツの日
- もやしの日
- 電池の日
- 配線の日
- 麺の日
- サッカーの日
- きりたんぽの日
『ポッキー&プリッツの日』
「ポッキー&プリッツの日」は「1」がスティックの形に似ていることから、平成11年(1999年)11月11日に制定され、一般社団法人日本記念日協会に認定を受けました。今では全国のお客様がポッキーとプリッツを楽しんでいただく日に成長しています。
『もやしの日』
「もやしの日」は、もやしが4本並んでいるように見えることから制定されました。日にちともやしの間にこれといった関連はないようです。
『電池の日』
11月11日を漢字で書くと、+(プラス)−(マイナス)+(プラス)−(マイナス)となり、電池の正・負極を表すことから、電池の日と制定されました。
『配線器具の日』
日本のコンセントは、2枚の刃が並んだ形をしています。その形が「11」に見えることから、平成11年(1999年)11月11日に制定されました。
『麺の日』
全ての麺類を代表する記念日が11月11日です。麺を伸ばすと棒のように見えるため、この日が選ばれたそうです。こちらも平成11年(1999年)11月11日に制定されました。
麺にまつわる記念日は「うどんの日」が7月2日、「きしめんの日」が10月26日などがそれぞれ制定されています。
『サッカーの日』
サッカーは11人対11人で行うスポーツなので、11月11日がサッカーの日とされているそうです。
『きりたんぽの日』
秋田名物のきりたんぽは、うるち米をこねて棒にくるめて焼き、地鶏の出汁で鍋として食されています。棒についたご飯の形から、11月11日をきりたんぽの日としたそうです。
ポッキーの日一強と思われた11月11日何の記念日問題ですが、もやしや麺の日など様々な記念日として多くの人に親しまれている日ということがわかりました。