#9 「単純で格好悪い」自分をどこまでさらけ出すことが出来るか

ブログ

こんにちは。

妻です。

このブログはヒデシブログという名前でスタートしました。

私の夫である「ヒデシ」さんによる

「ヒデシ」さんのためのブログとして誕生したわけですが

この10日ばかりを振り返ってみても

彼の足跡を追うことは出来ません。

なぜなら

私しか書いていないから。

はて?

(↑これは、果たして今年の流行語になるのでしょうか?w)

どうしてこうなったのか?

ヒデシという人は、自分語りがとても苦手?という分析の元、

妻である私が彼のことを書こうと思い立ってしまったから。

それは、多くの人に彼を知ってもらい

私以外の人にも彼のファンになってもらいたかったからです。

そして、

彼を1日でも早く「おはなし屋なおと」様のようにして

現状の彼を取り巻くありとあらゆる“嫌なこと“を

手放してもらいたいと思ったからです。

彼の代弁者として活動を始めましたが、

それは決して、彼にあぐらをかかせるためではありません。

私がいくら彼のことを語っても

彼自身の言葉を使って、ヒデシを知ってもらうことが1番なのです。

しかし、現状では私だけが彼の性格?やら思考?、

日常を書き連ねております。

そして、

その想いを知ってか、知らずか

彼は、いまだにどこかに身を潜めているのです。

実物は、私の目の前におりますが。

前置きが長くなりました。

実は、今、彼は『note』を書くことに熱中しています。

もちろん

「おはなし屋なおと」様の色々をインプットしながら。

先日、大きな一歩を踏み出したと報告させていただきましたが

とりあえず3日は続いている様子。

ココにリンクを貼りたいところですが

私にはまだその技術がありません。

勉強します。

その内容は、

「嘘をつかない」とか

「鶏が先か、卵が先か」とか

どちらも、以前の彼だったら

何か難しい文献を読むような内容を書き連ねたような気がしますが

この3日間のnoteは

確かに彼の言葉で、彼の身近な出来事を切り取るような書き方で

とても共感できるというか

とても読みやすいと感じました。

「難しく、格好よく」

自分のことを知らない人にだからこそ

そんな風に見られたかったのかもしれませんが

自分のことを知らない人にだからこそ

「単純で、格好悪い」

部分もさらけ出すことが出来るのではないか

と、私は思います。

私のSNSの使い方がまさにそうです。

自分語りをさせてもらうと、

私は、7年前に「巣状糸球体硬化症」という病気で

「慢性腎不全」となり、

「難治性ネフローゼ症候群」を発症して

「難病認定」されました。

漢字と難しい病名のオンパレードです。

この病気で、自分の人生は一変し、今も入退院を繰り返しています。

この病気は食事管理がとても重要になるため

毎日の食事記録としてインスタのアカウントを作りました。

誰かに見せるための映え写真ではなく、

ただただ、映えない毎日の食事を記録するだけでしたが、

そこでは、同じ病気の方や同じような病気の方と繋がることができ

リアルでは知り合うことができなかった繋がりを築くことができました。

そこでは、同じ患者同士だから分かり合えることもたくさんあり、

病気に選ばれてしまった愚痴や病院、医者に対する愚痴、

薬の副作用に対する愚痴、やりきれない思い、

ヒデさんやとん助に対する申し訳なさ、、、などなど

たくさんの本音を吐露しています。

知らない人にだからこそ、見せらせた

「単純で、格好悪い」

私の“本当の姿“がそこにあった気がします。

本音で語ったからこそ、築けた関係性があり、

その、知らない人との繋がりが

入院中の私の心の支えになったことは確かです。

「単純で、格好悪い」姿をさらした私に

たくさんの人が共感し、同調してくれたのだと思います。

だから、

そんな姿を見せることも大切なのかと思っています。

私は、ヒデさんが、いつか、自分から

「単純で、格好悪い」部分を発信することができたら

今よりも、もっともっと輝くことが出来ると信じています。

そんな日は、もしかしたら

もう、すぐそこまで来ているのかもしれません。

そんなことを考えるとニヤニヤしてしまいます。

なにせ、私は一番のヒデシファンなのですから。

さて、ニヤニヤしながら夕飯を作りたいと思います。

それでは、また。

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