はい、こんにちは。
妻です。
夫は何やら壮大で難しいことを書いておりましたが、私はそれどころではありません。何せ、帯状疱疹を発症して痛くて痛くてたまらないのですから。
だから、今日は帯状疱疹のお話。
帯状疱疹は、水痘ウイルスによって引き起こされる病気です。かつて罹患した水痘ウイルスが体の中に眠っていて、疲労やストレスなどで心身が弱っている状態の時に悪さをし始めます。
私が帯状疱疹を発症したのは3週間前。5月の末のことです。
今思えば、左胸の赤い発疹が出来たこと始まりでした。その夜は気にも止めずにいましたが、翌朝には何となく左の背中が痛い気がして、「背中が痛いんだよね。寝違えたかな?」「体調が悪いのかな」くらいの感想。
その日の夕方、息子と一緒に早めのお風呂に入った時、ビックリしました。昨夜まで胸だけだったその発疹は、脇を通り左背部までブワーーっと広がり、ジワジワと痛みを伴っていたのです。
これはただ事ではないと思い急いで皮膚科へ駆け込んで、お医者さんに言われたのは「帯状疱疹ですね〜」の一言でした。
私「えっ、私、水ぼうそうになったことないんですけど」
医師「いやいや〜、私たちの年代でかかってない人いないですから〜w」
私「予防接種もしてますし、、、」
医師「でも、水ぼうそうになったことがあるから、こうして帯状疱疹になっているんですよ」
私「あぁ、、、、そうですね」
と言った何ともスッキリしないやり取りを経て、抗ウイルス薬を処方してもらい、5000円を支払うことになったわけです。この出費も地味に痛かった。
そこからは、約3日かけてジワジワと発疹の赤みがひどくなり、その後、水疱に変化。そこから更に約1週間をかけてカサブタが出来て、また1週間かけて剥がれ落ちるという経過をたどりました。
その間、焼けるような痛みに加え、水疱に洋服が擦れるだけで痛くて痛くて、、、家ではほぼ半裸生活を送っていました。そんな私を見て、旦那様は「原始人スタイルだね」なんて笑っていましたが、私はそれどころではありません。
とにかく痛くて痛くて。
そして、カサブタ期は痒くて痒くて。
3週間経った今、まだテカテカしたカサブタの後は残っているものの、左胸から左背部に広がった発疹は消え始め、痒みも落ち着き綺麗に治りつつあります。
ただ、帯状疱疹の恐ろしさはここからのようです。
「神経痛」という名の厄介者が残りました。ちょうど2日くらいから、今までとはまた違って、皮膚の内側にビリビリとした強烈な痛みが襲ってきています。本当にずっと痛いものですから、もう、頭がおかしくなりそうです。
当初から痛み止めのためにカロナールを処方されていましたが、1錠飲んでも2錠飲んでも、効いてるんだか効いていないんだか。
発症してからずっと、痛みがひどくて眠れたり眠れなかったり。
日中も、うとうと。集中力もなく、食欲もあまり出ません。
持病のおかげで仕事をしていないことが唯一の救いのように思えました。だって、こんな状態で仕事なんて出来ないし、休んでも職場の人に迷惑がかかってしまいます。退職して3年も経つのに、まだそんなことを考えてしまう自分はどこまで仕事人間だったことでしょうw
そして、厄介なことはもう一つ。
自分の体調が悪く、思ったように動くことが出来ないイライラの矛先は、息子に向けられていました。特に、先週はイライラが止まらず息子には小さなことでもかなり怒ってしまうことが多かったように思います。
このイライラは悪い連鎖を招き、息子は今まで思いもしなかったような嘘をついたり、悪行をするようになりました。母親の不安定は、子供に伝染し、良い影響はないのだと改めて実感しています。そして、自分の行動も見直さなければと戒められた気分です。
上がったり下がったり、悩みながらの子育てです。本当に難しい。
書いているうちに、色々な思いが出てきてしまって、収集がつかなくなってまいりましたw
今、私は息子のスイミングへ送り、上から見学しているところですが、スポーツジムを利用したであろう男女がこの見学席に座り、こんな会話を
男「いつ食べるんだよ」
女「家に帰ってからにしようかと思って」
男「お前がお腹が減ったというから塩むすびを作ってきたんだろ。今食えよ」
女「えっ、今?」
男「ここは食べてもいい場所だぞ」
女「そうだけど、、、」
男「良いから食えよ。お前のために作ったんだぞ」
女「分かったよ」
男「カクテキも食えよ」
女「えっ、ここで?」
男「折角作ったんだから、食えよ。感想が聞きたいんだよ」
女「だって臭いが」
男「そんなに臭わないし、そんなの気にするやついないよ」
女「そうかな」
男「そうだって言ってるだろ。食べろよ」
女「分かったよ。食べるよ」
女「美味しい」
男「そうだろ」(満足げ)
私(これ何?)w
息子のスイミングを見守っている隣で、男女のこんな会話を耳にするとは。何の意味も脈絡もなく、オチもありませんが、、、
人生、色んなことが起こるものですね。
人の人生模様をあれこれと想像してしまいそうですが、この痛みが私を現実世界へと連れ戻します。帯状疱疹の痛みはまだまだしばらく続きそうなので、またレポートしたいと思います。それでは、また。