Netflixで配信されている『あいの里 シーズン2』のエピソード2〜5を観たアラフォー女が好き勝手に感想を話す記事です。観てからの感想なので、完全にネタバレします。名前はもちろん、片想いの矢印からカップル成立まで書いてしまうので、視聴がまだの方は閲覧注意!でお願いします。
さて、早速ですが、ネタバレ書きます。エピソード5でシーズン2最初のカップルが成立しました。『あきぽん&ちぃ』です。
個人的には、あんまりテンションは上がらず、スタジオの田村淳さんやベッキーさんがなぜあんなにも感動していたのか理解不能でした。
エピソード2〜5で二人の恋愛が少しずつ発展していったわけですが、初めから結婚して子どもを産みたいと宣言していた「ちぃ」と2度の離婚歴があって子どもが3人いるため結婚に消極的だった「あきぽん」。
卵巣嚢腫をきっかけに卵巣機能が50代と診断されたことから35歳の時に卵子凍結をして、凍結期限が後2年に迫っているから、それまでにどうしても相手が欲しいと望む「ちぃ」。
人気美容師だった妻が出産を機に家庭に入り、2人の子どもを出産。自分は仕事が忙しくて育児は妻に任せっきりになってしまったことが大きな原因となり離婚に至った「あきぽん」。さらに、ミュージシャンの全国ツアーを支えるヘアメイクに応募し最終審査まで残るも、まだ子どもが幼かったために家庭に多大なる負担がかかると判断され、自分の夢を諦めざるを得なくなってしまったから、今後、さらに自分の子どもを持つことには消極的になってしまうという考えを持つ「あきぽん」。
この二人が、お互いのどこにそんなに惹かれあって、自分の考えを変えてまで二人で生きて行こうと決意するに至ったのか。。。エピソード2〜5の4話では分かりかねた。
まぁ、恋愛とはそういうものだと言って仕舞えばそれまでなんだけど。
「卵子凍結」
今は相手がいないけどいつかは妊娠したいから、加齢によってどんどん卵子の質は落ちるから、いつ病気になって卵巣機能が失われるかわからないから、などなど、色々な理由があって、卵子凍結をする人が増えているのは事実。
でも、その凍結卵子を使っての体外受精による妊娠率の低さはあまり知られていないように思う。
普通の体外受精でも、30代での妊娠率は25%ほど。それが凍結卵子となると。。。現実にはさらに厳しい数字になることを、凍結する前から知っておいてもらいたいです。
30代以降の恋愛には、常に“妊娠““出産“の問題が付きまとうのだなと、あいの里を観ていて感じました。女性には産めるタイムリミットがあると焦る気持ちが恋愛に良い影響を及ぼすわけがないのに。
そして、とても細かいことだけど、あきぽんが育児に参加できない宣言をして、元妻は働きたい人だったのに育児だけをすることになったことは彼女を追い詰めてしまったかもしれないと話した時のちぃの返しが気に食わなかった。
「私は育児だけになっても大丈夫。だって、こんなに子どもを欲しいと思ってるんだよ」
いや、初めから育児に対してとか子どもに対していやだと思って産む人はそんなに居ないから!育児もしたことないのに、無責任に「私は大丈夫」なんていう人の方が『こんなはずじゃなかった』って育児ノイローゼになるパターン多いから!!って思ったよね。
何年もかけて辛い不妊治療の末にやっとの思いで出産した我が子、待望の我が子だった『はずなのに』ってパターン、めちゃくちゃあるから!!!
楽観的というか、なんというか。自分は大丈夫って笑って相手に言う姿にイラッとした、8年の不妊治療の末にやっと授かった我が子の子育て真っ只中なアラフォー女なのでした。
私は、あきぽんがちぃを振るところが見たかったんだけどな〜。
でも、カップル成立なので、二人にはおめでとうなのかな。
そして、エピソード1の時から気になっていたのですが、ベッキーはなんであんなにもプリンな状態で撮影に望んでいるんだろうか。生え際の黒が黒光りするほど艶やかで、それに対する毛先は太陽の光のように眩いオレンジがかった黄色?金髪で、、、これが正解の髪色なのか、アラフォー女には分からないw 同世代なはずなのに、埋まらない感性のギャップにもがくw
それでは、また。